禁煙できない原因とは?
喫煙者の人でタバコをやめたい、
禁煙したい人は全体の約3割いらっしゃいます。
しかし、いざ禁煙を試みても、禁煙生活が半年以上続く人は
全体の1割程度だとも言われています。(外国の調査ですが)
個人差があるため、この割合が本当に正しいのか、
一概には言えませんが、それぐらいタバコをやめる事は困難だと考えられます。
タバコをやめたい、禁煙したい方はタバコの害の事に関しては
何となくわかっていらっしゃる方も多いです。
タバコが体に悪いと分かっていてもやめられない
その原因とは一体何でしょうか?
■禁煙したい、タバコをやめたいけど出来ない原因とは?
タバコは身体に悪いと、タバコの害については
誰もが何となく分かっているものです。
しかしそれが分かっていてもやめられない原因は
①ニコチン中毒による依存症
②習慣化をやめる事による不安
などが考えられます。
①ニコチン中毒による依存症
タバコにはニコチンと呼ばれる有害物質が含まれています。
タバコを吸ってニコチンが体内に入ると、
快感物質であるドーパミンが分泌されます。
タバコを吸うと何となく精神的に落ち着いたりする気がするのは、
このドーパミンの影響によってもたらされることが考えられます。
ですが、この効果は30分程度経過すると切れてしまいます。
そうなると逆にイライラするようになり、またドーパミンを求めて
タバコに火をつけてしまう事を繰り返してしまうのです。
②習慣化をやめる事による不安
例えば、いつも筋トレをしたり、
ジョギングをしている人は、それが習慣化しています。
そのため筋トレやジョギングをしない日は、
何となくそわそわとして落ち着かなくなり不安になる事が多いです。
タバコの場合、
朝起きたらまずタバコに火をつける、
通勤時の車の中でタバコを吸う
会社の休み時間に喫煙所で一服
ご飯を食べた後にタバコに火をつける
イライラした時はとりあえずタバコを吸う
など、喫煙者の人には毎日タバコを吸う
タイミングが決まっている事(習慣化)が多いです。
そのため、禁煙をするとそれができないため
例えば会社の休み時間にタバコを吸っていた方は
何をしていいのかわからなくなってそわそわしたり落ち着かなくなります。
このようにいつもタバコを吸っているのが習慣化されているため、
それをやめる事に対して不安を感じてしまい、
結局はタバコがやめられない事が考えられます。
■まとめ
タバコをやめられないのは、いくつかの理由が考えられます。
それがニコチン依存症と習慣化をやめる事の不安です。
今はたくさんの禁煙対策の手法があります。
例えば禁煙グッズなどがそうです。
禁煙グッズは・・・
これらの禁煙グッズを使って禁煙できる人もいれば出来ない人もいます。
また、禁煙外来といって医師のサポートを受けながら
禁煙を目指す方法もあります。
どうしても禁煙できない場合、禁煙外来に通ってみるのも
禁煙に成功する事ができる1つの手だと言えます。
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